「素晴らしき日々~不連続存在~」評価と感想

「素晴らしき日々~不連続存在~」の評価と感想

評価

ブランドケロQ
発売日2010年
ジャンルシナリオ系、音楽系
総合評価A
評価内訳音楽:A シナリオ:A 絵:C 演出;A キャラ:A システム:C H度:C 時間:50h

あらすじ

 それぞれの物語は旋律。
 それらの旋律はさらに大きな物語として共鳴していく…。
 「空と世界」「終わりと始まり」「文学と化学」「救世主と英雄」「兄と妹」「向日葵と坂道」

 言葉は旋律となる。
「素晴らしき日々」とはそういった物語。 

●曲名:空気力学と少年の詩 歌手:はな  

ギャラリー

●絵師:狗神煌/籠目(他)  

キャラクター

水上 由岐(みずかみ ゆき) CV.かわしまりの

第1章の主人公。竹を割ったような性格で、文武共に優れるが、生活は自堕落。煙草と屋上とヒラヒラ服を好む。意外にも家事が得意。

間宮 卓司(まみや たくじ) CV.佐山森

第2章の主人公。妄想癖のある、気の弱い少年。典型的なオタクであり、そういったゲームや漫画に精通している。その性格から学内の不良達からいじめにあっている。

高島 ざくろ(たかしま ざくろ)CV.涼屋スイ

第3章の主人公。気弱で引っこみ思案なところがあるが、争いごとを好まない心優しい少女。おとぎ話や空想が好きで、街に伝わる”空に帰る日”を探し出そうとしている。

橘 希美香(たちばな きみか)CV.北都南

ざくろの友人で、陸上部と科学部の部長を掛け持ちしている少女。
陸上部に所属しているのは運動神経が鈍い自分の鍛錬のため。ナイフ等の武器を持ち歩いている。

悠木 皆守(ゆうき ともさね)CV.夏村伊介※フルボイスHD版

第4章及び第6章の主人公。喧嘩が強く、間宮卓司に対し一種の嫌悪感を抱いている。由岐とは仲がいい。

間宮 羽咲(まみや はさき)CV.西田こむぎ

第5章の主人公。間宮卓司の妹。常にウサギのぬいぐるみを持ち歩いている。内気で引っ込み思案だが、頑固な面もある。武道の心得がある。

若槻 司(わかつき つかさ)CV.如月葵
鏡の双子の妹。基本的に真面目で常識的な考え方をしている。姉ほど成績は良くない。由岐に素直に愛情を示せない姉を見守っている。典型的な天然癒し系であり、お人好し。しかし怒るとちょっと怖い。鏡と共に剣道部に所属している。

若槻 鏡(わかつき かがみ) CV.小倉結衣
司の双子の姉。由岐とは幼馴染の関係にある努力家で見栄っ張り。成績優秀。料理はあまり得意ではない。由岐に憧れているが、愛情から厳しく接する事もある、ツンデレ。剣道部に所属している。妹である司を誰よりも大切に思っている。

音無 彩名(おとなし あやな) CV.成瀬未亜

成績優秀だが不思議な雰囲気を持つ少女。屋上で空を眺めており、由岐ともよく出会う。由岐同様、哲学や文学への造詣が深く、二人でよく本や詩集の話をしている。

感想

音楽:A

OP曲、ED曲、BGM、全て神曲だらけ!OP曲は「空気力学と少年の詩」、EDだと「ナグルファルの船上にて」、BGMだと「夜の向日葵」が神曲。特にOP曲である「空気力学と少年の詩」が鳥肌もので、何百回も聞いても飽きないぐらい神曲。MADもいろいろ出てるのでぜひ皆さんも聞いほしい。

シナリオ:A

シナリオの流れは以下の通りです。
第一章→第二章→第三章→第四章→第五章→新章  
基本的に順番に進むので問題ない。各章毎に視点が変わるのでこんがらないよう注意が必要。 

正直四章までは内容がさっぱりわかりません。各章毎に視点が変わるは引用が多いはで最初は理解できませんでした。また、二章、三章と人によっては不快なシーンが続くので読み進めるのも大変です。しかし四章あたりから伏線が回収されていき最後全てを理解したときは今までにない達成感と感動を味わえます。ただ万人おすすめできるかと問われれば「否」と答えます。
※以下個人的な感想
二章の希美香√はバットエンドではあるものの、個人的にはとても好きな話でした。ここで希美香の株が爆上がりした(笑)
あと、新章の由岐との別れのシーンがめっちゃ良かった。あれは泣ける。

絵(グラフィック):C

キャラの絵は普通ぐらい。ちょっと昔を感じるような絵。しかし、感動するシーン等の絵が抜群に良いのが高評価。

演出:A

BGMで演出が底上げされている感じ。絵やキャラの動きはあまりない。
しかしグロいシーンはBGMも相まって結構いい感じだったし、引用のシーンもいい感じに味を出せてたと思う。

キャラ:A

とにかく主人公たちのキャラが凄かった!(←語彙力無いのでこれしか言えない)
特に由岐のキャラが良く、理想的なお姉さん的な感じだった。 後は希美香がと羽咲が可愛くて最高だった。この三人だけで評価爆上がり(笑)

システム:C

必要最低限はそろっているけどちょっと物足りないと感じた。2010年だと普通かも。
個人的にはせっかく曲やBGMが良いのだからOP&EDムービーが見れたり、バックログから前のシーンに戻れたりしたら良かったなと思った。

H度:C

正直Hシーンはいらないぐらいだった。それぐらいシナリオが良かった。
あと、結構H描写が生々しかったり、シュチエーションが個人的に苦手だった。

プレイ時間:50h

プレイ時間は約50時間。正直覚えてないけどとにかく長かった記憶がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました